「ツボ」は、身体にある生命エネルギーの通り道「経絡の流れ」の出入口。
ツボと臓器は繋がっているため、臓器が不調になれば、それと関連するツボも「押すと痛い」「色が変わる」「硬くなる」といった異変が起こる。
ツボに刺激を与えると、筋肉の凝りや痛み、内臓の不調、疲労やストレス症状などを改善できる。そして、リラックス効果も期待できる。
男が元気になる、陰茎がたくましくそそり立ち、性の力がみなぎった勃起という現象は、リラックスして副交感神経が優位になる状態が重要!という。
そこで、男性機能改善に効果のある「男に効くツボ」について調べてみた。
~「関元(かんげん)」~
精力や性感のアップに効くツボの代表といえるのが「関元(かんげん)」で、場所はおへそから下に指の幅3本分。あお向けに寝て両手の指を重ねて当て、ジンワリと気持ちいい強さで押しもみしましょう。胃腸症状や頻尿、月経異常、不眠、冷え性、むくみ、抜け毛などにも効果的。
~「大赫(だいかく) 」~
ED(勃起不全)や不感症の改善によく使われるツボ。場所は、おへその下に指の幅4本分のところから、左右に指の幅半本分。リラックスした気分であお向けに寝て、気持ちよく感じる強さでゆっくり押しもみするのがコツ。あとのつきにくい市販のお灸をすえたり、下着の上から貼る使い捨てカイロで温めたりするのも効果的。
~「陰廉(いんれん)」~
男女を問わず性機能の衰えに効くツボ。男性の精力減退やED(勃起不全)、女性の月経異常や更年期障害などの改善に役立つ。場所は、足を大きく開いたとき足のつけ根に触れる太いスジのすぐ前で、恥骨の外へり。スジと骨の間に指を差し入れるようにして指圧する。加齢のほか、ストレスや疲労による機能の不調にも有効。
そして考え出したのが、「男が元気になる」ツボ押し法だ!!
【就寝前のツボ押し法】
①おへその下に指の幅3本分の位置にある関元(かんげん)を、利き腕の親指で20秒じっくり押す。これを3回繰り返す。
②次に、おへその下に指の幅4本分のところから、左右に指の幅半本分の位置にある大赫(だいかく) を、左右の人差し指、中指、薬指の3本を使用して、時計回りに30秒、反時計回りに30秒、それぞれクルクルと回しながら指圧する。
③続いて、足を大きく開いたとき足のつけ根に触れる太いスジのすぐ前で、恥骨の外へり(陰茎より指3本分上あたりにある恥骨の足に近い部分)、スジと骨の間に左右の3本指を差し入れるようにして指圧する。クルクルと回しながら指圧するのも効果的。左右の鼠径部も指先3本を使って上下に数回ゆっくりと擦る。
④さらに、陰茎の付け根の周囲を、上から左右に3本指を使ってクルクルと回しながら指圧する。最初はコリコリしているが、凝りがとれて全体的に柔らかくなり、陰部全体の血流が良くなる。
⑤手のひらを使って陰嚢全体を優しくゆっくりと数回揉む。次に睾丸を片方ずつ優しくゆっくりと揉む。睾丸に繋がっている精巣管をつまみながら優しく揉む。
⑥仕上げは、左右の手のひら全体を使って、①から③で指圧した全体、おへその下から陰茎上部あたりまでの部分を上から下に滑らせるようにゆっくりと擦る。
ほんの5分程度のツボ押しだが、翌朝、男の元気に気づくはず。
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