2018年のFX取引は大いに反省!トルコリラで170万円の損失(T_T)から挽回したものの...

 FXはForeign eXchange=外国為替の略で、外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)のこと。証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引を指し、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などと言われる。
 このFX取引は、保有資金の25倍のレバレッジをかけられるので、資金効率が高く、利益が多くなる一方、逆の値動きになれば、損失も多くなるリスクの高い資産運用の一つ。例えば110円のドルを1万通貨買うには、通常110万円が必要だが、25倍のレバレッジで取引できるので、25分の1の4.4千円の費用で売買ができるという仕組みとなっている。買いで入る場合は、1円上がれば1万円の利益、1円下がれば、1万円の損失になる(逆に売りで入る場合は、逆に1円上がれば1万円の損失、1円下がれば1万円の利益になる)。
 この取引には、買いと売りでスプレッドという価格差が設定されており(FX会社の取扱手数料で、低い会社と高い会社がある)、スワップという金利(売・買でプラスとマイナスがある)が発生する。また、FX取引には証拠金が必要で、不足すると強制的にロスカットされて、取引がなくなってしまうので注意が必要だ。

 自分は定年後の貴重な収入源としてFXで確実に稼げるようテクニックを身につけたいと、2013年から取り組んでいる。しかし思うような結果が出ていない。
 2018年の取引を振り返ると、スワップ狙いて買った新興国通貨のトルコリラに振り回された年で、インフレ抑制のために利上げしたいトルコ中央銀行に対し、エルドリアン大統領の利上げ阻止圧力の攻防に加え、米国人牧師の拘束を巡る外交問題から、トルコリラの爆下げが続いた。その煽りを直接受けたのが2018年の結果だった。

1 2018年の主な損失

  トルコリラ ▲1,668,418円(24.4544円/トルコリラで2018年5月16日に決済。ちなみに、トルコリラはその後、15円台まで下落)

2 トルコリラ大損の反省

  スワップが高くても、新興国通貨は不安定すぎるので、取引しない(新興国通貨でスワップ生活なんて夢の話。超長期的な視点ならありかも知れないが)。

3 2018年の主な利益

  ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなど +1,352,636円(うち5月17日以降の利益は+1,038,546円)

4 2018年の損益

  ▲315,872円
  トルコリラで約170万円負けたのに、先進国通貨で約140万円取り戻すことができた。

5 2019年の目標

  早期に前年の▲32万円を取り戻し、安定的に利益を確保する。
  ちなみに2019年2月1日現在でプラスに転じているので、この調子で頑張り続けよう♪

6 参考(為替チャート)

  長期足のチャートが2018年の敗因を物語っている。新興国通貨の先行きは先進国通貨に比べて見通せないのだ。

  トルコリラ円(週足)
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  トルコリラ円(月足)
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  米ドル円(週足)
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  米ドル円(月足)
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